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大絶叫男

怒り

昔の文章の口調が結構違う、おやじだ
今、読むと読みにくいな(汗)

いつの時代の勤め先かは、今は書かないが
そこにある人物がいた
独特のキレ方をする男だった
そいつの事を書く

「暴力ではない」と言うキレ方

その男曰く
「暴力ではない」
「暴力はふるっていない」
というキレ方

耳元で激昂するというキレ方だ
原因は様々だ
たいがいキレさせた部下側にあるんだろうが
聞こえてくるのが絶叫で
具体的な内容が、ほぼわからん事が多かった

しかし、あるときは
シャーペンが数ミリ動いていただけで
「勝手に触ったのは、誰だぁごるぅああああああああ!!!!!!」
とキレるときもあった

とにかく四方八方に響き渡る
こっちにまで聞こえてくる程の大絶叫である
それを直属の部下の耳元で
泣いて震えて動けなくなるまで続けるのである

結局そいつは、最後片方の耳の音を失った
聞こえなくなったというより、耳鳴りが止まらなくなり
聞き取れなくなってしまった

その男がそうなった原因

直接聞いた事もないし
聞こうとも思わなかった

もっと上から、そうするようにとの指示だったのか
以前の職場がそうだったのか

たった数ミリ、動いていただけで
辺り構わず喚き散らす

それを耳元で続けるキレ方の原因…
考えたくもねぇが…

ただ、ここ数年
色々な現場を見る機会があり
「あ、たぶんこの系統のストレスか」と
思い至る事があり、今日書いた

そうはならないぞ

あの上司、たぶん
この手のストレスが原因だったんだなぁ
と思い至った上で
…俺ならそういう人格になる前に辞めてるなぁ
と思った

不況なご時世
簡単には辞めるワケにはいかない世界だけど

ニュースか、なんかで
職場がらみの凶悪な事件とか見るたびに思う

その前に辞めるなり方法はあったろう…と
というか、辞めさせる為の指示だったのかな?

どうも深読みしちまうクセがある
あ、その耳元で叫び続けられた部下って俺じゃねーよ
俺は両耳とも健在

しかし、まあ
そういう世界もあるって事だ