電車内で酔っぱらう若者グループ

連休でテンションが上がるおやじだ。
たぶん体力温存の方向でいくと思う。
ようやく土曜の激務から解放され帰宅途中の出来事。
帰りの電車でアルコールの入った若者達と、同じ車両になった。
はちきれんばかり笑顔、笑顔、笑顔。
世の中には色々悲しいニュースが流れているが彼等達には関係ないようだな。
車内には彼らの溢れんばかりの笑い声が響く。
「アハハ」「うふふ」「でさぁ～そいつさぁ～」
「マジ！？ぜってぇキメェよ」「ぎゃはは」
もの凄くムカついた。
こっちは仕事で一歩も動きたくない程、疲弊しているってのに…。
「もう少し詰めてくれれば、座れるのになぁ～」と頭によぎる。
すぐにコイツ等に「くれれば…」なんて単語で考えた自分が馬鹿に思えてきた。
男5人に女2人…。
あぁ～、なんか絵に描いたような大学生グループだな。
この大学生グループ内で、惚れたはれたがある事は容易に知れる。
しっかしコイツ等のやってる恋愛ってなんなんだろな。
薄っぺらすぎて、ほとんど疑似恋愛状態だな。
ようは4年間かけて女2人を男共が順番に喰ってんだろ？。
違うか？えぇ、おい！？。
おまえ等の言う友情や愛情なんて、セックスする為の口実だろが！。
この男5人は社会に出たら、絶対顔合わせないだろう。
女2人はなおさらだな。
ま、そんなペラペラな情しかない、てめぇらも可哀相っちゃぁ可哀相だな。
哀れと言ってもいいだろう。
せいぜい性病に気をつけるこったな。
…と心の中で言ってみる。
本当に言えるワケがない。
最近の若い奴はムチャをする。
アルコール入りならなおさらだ。
若者グループが駅を降りた。
その直後の電車の窓に映った俺の顔は、アイフルの犬みたいだった。