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ニートという概念

ちょっとだけ腰に違和感、おやじだ。
ちょっとだけな。
ニート。
いつの頃からだろうか。
この単語が世の中に定着したのは。
昔は無職は無職だった。
誰がなんと言おうが無職は無職。
若かろうが親と住んでいようが無職は無職。
どんな言い逃れも出来ない。
逃げようがない。
それが無職だった。
そもそも誰がなんの目的で増やした言葉なんだろう?。
たしか、どこかのお偉い大学の先生様がカテゴライズする為に言い出した気がする。
「最近、若いのに働かない人達が増えました。」
某みのなんとかが渋い顔をしながらお説教。
お偉い大学の先生様は某みのなんとかに対して、この現象を説明したりしないといけない。
理解していなくても説明しないといけない。
全てをわかったような態度を維持しないと、また呼んでもらえない。
臨時収入が逃げる。
…で、言い出したのは
「彼らはニートだからです」
彼らはニートだから若いのに働かないんです。
全然説明になっていないが、なにか専門的っぽい用語を聞いてスタジオ内は「ははぁぁああ~」と感心の声。
こうして、お偉い大学の先生様は威厳を保ち、臨時収入も手に入れたワケだ。
あ…全部憶測ね。
憶測の話。
最初の最初は知らない。
テレビでそんな場面は見たが、それが日本最初のニート発言かどうかは知らない。
あれから数年。
最近フッと思ったんだが…「ニート」という概念がなかったら、もっとみんな働いている気がする。
「このままだと来年からニートかぁ」と「このままだと来年から無職かぁ」では、心に来るモンが全然違う。
ニートだと、なんだか世の中に他にもたくさんいる気持ちになる感じがする。
この感じって俺だけか?。
…と、いつ無職になってもおかしくない底辺勤めのおっさんが書いてみた。
なにが言いたかったかというと「ニート」という概念を世の中に定着させた人達って、なんの責任もとらなくていいんだよなぁ~と、なんとなく思った事を書きたかっただけです、はい。