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破壊

昔の事を書く、おやじだ。
稲垣くん「あー、ダメダメ。それは絶対無理だよ。」
…?。
どうしてダメなんだ??。
たしかに篠原さんは、おっかない感じの人だケド。
やっぱり、しゃべりにくいのかなぁ。
稲垣くん「…そっか、3階の人以外は知らないかぁ。」
お…?。
なんだ、なんだ。
篠原さんに何かあるのか?。
稲垣くん「内緒だぞ。」
俺「え…なになに。」
稲垣くん「彼女がいるんだよ、社内に。」
俺「マジで!?。」
おぉ!。
ま…まさか俺と同じ状況な人がいるとは。
コレは稲垣くんじゃなく、俺が相談にのってもらわないと。
俺「誰、誰、誰、誰、誰???」
稲垣くん「おまえなぁ…ホント内緒だぞ。」
社内恋愛の先輩だ。
ぜひ参考にしなければ。
つーか、思っていたより全然口が軽いな、稲垣くん。
まぁ、俺が言わせているんだケド。
しばらく考えた後、まわりを見渡す稲垣くん。
おっ!?。
教えてくれるのか。
稲垣くん「耳貸せ。」
俺「おうよ!。」
誰だ、誰だ。
篠原さんの彼女ってのは。
「…………ん」
え!?。
「…………さんって人だよ。」
?。
聞き間違えた。
も1回。
「ふ・じ・ま」
「藤間さんって人だよ。篠原さんの彼女。」
!?
!!!?
はぁああぁーー!?!?!!。