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社内恋愛

昔の事を書く、おやじだ。
そんな…バカな…。
稲垣くん「だから、あの人に女の話は御法度なんだよ。」
そうだ。
同じ名前の人がいるんだ。
たぶん…絶対そうだ。
稲垣くん「考えても見ろよ。彼女がいるんだぞ、同じフロアに。」
俺が3階の人の、名前を覚えていないだけだ。
あぁ~、コレからは3階の人とも、ちゃんとしゃべろう。
稲垣くん「同期で3階同士。だから仲が良いんだって最初は思っていたんだケドね。」
何?。
同期が誰だって??。
稲垣くんと鈴木さんは同期だ。
あと俺は1階だ。
なんの話をしているんだっけ?。
稲垣くん「知ってから2人を見ると、確かにそんな感じに見えるよ。」
固まった。
きっと、ものすごい表情だったと思う、
稲垣くんは、それを見ても普通にしゃべっている。
ただ驚いていると思っているんだろう。
でも、違う。
俺が驚いているのには、もうひとつ理由がある。
…稲垣くんには言えない。