スポンサーリンク

最初の一歩

昔の事を書く、おやじだ。
新年。
俺は一つだけ。
一つだけ、決めていた事があった。
俺「俺さ。」
藤間さん「どうしたの?。」
俺「家、出ようと思うんだ。」
藤間さん「へぇー。いきなりだね。」
俺「最近、会える時間少なかっただろ。」
藤間さん「うん。」
俺「近くに引っ越せば…もっと、いっしょに遊べるし。」
藤間さん「うん。」
藤間さんは大人だな。
ちゃんと待ってくれている。
でも、俺はこんなヤツだ。
好きとか嫌いとかは、どーにも言いにくい。
1回、それで怒られた事もあった。
俺なりの…精一杯の…。
これが告白になるかどうか、わかんないケド。
俺「あのさ、いっしょにさ………。」
…………………。
俺は実家を出る事になった。