昔の事を書く、おやじだ。
1回しゃべり出すとドンドンしゃべる。
いつの間にか、会社で遠目で見かける、いつもの藤間さんに戻ってきた。
藤間さん「じゃあ、家派だったんだ?」
俺「は…はぁ………って、何がですか?」
藤間さん「アレよ、アレ」
景色の例のピカピカしたビルの密集地帯を指さす。
…………………?。
あっ!?。
ちちち…違う!!。
そーゆー事じゃない・
つーか、わかっていて聞いている感じがする。
コレはイカン。
これから、ずっとこのノリはキツイ。
ここは、ちゃんと言わないと。
俺「…………からかいたいだけなら帰りますよ。」
藤間さん「え…!?」
あ…。
しまったぁ!!!。
会社の先輩になんて事を。
男の先輩なら、絶対言わないだろ。
バカか俺は!!。
俺「…………って、言ったら怒ります?」
ぬぉぉおおx----!?。
痛ぁ!!。
表情をいっさい変えずに、いきなりスネ蹴られた!!。
藤間さん「ごまかせてないよ(笑)」
俺「スンマセン。」
もう、ワケがわからん。