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はしゃぐなガキ共

ブックオフで見たいコーナーに向かったが、立ち読みでずっと肩を震わせながら、笑いを堪え続ける青年がいた為、近付く事すら出来なかったおやじだ。
俺は休日で遊ぶ範囲が狭い。いつもと同じコースを歩き、いつものように喫茶店…と思ったがない。
ご贔屓にしていた店鋪がない。
そりゃ無ぇんじゃねぇか?。
自分が落ち着ける喫茶店で、雑誌読みながらコーヒーってのが俺の鋭気を養う習慣だ。
そいつが封じられちまった。まいったなコリャよぉ。
今さら他の地域のご贔屓喫茶店に移動する気にもなれず、近くで喫茶店を捜して落ち着く事にする。
…うるさい。ガキと青年の中間ぐらいの年代(大学生か?)が店内で大声。
こーゆーのがいるから、小綺麗な喫茶店には入りたくなかったんだよな。
場末っぽくって、少し店内は暗くてゆるい音楽がかかっている…そんな感じが本当に良い喫茶店だ。
それをこのクソガキ共…
「うゃえ~恐ぇ~よ!ソレェ~。ギャッハッハ。」
「なぁ~キモいだろぉ!?ギャッハッハ」
隣でうるせぇよ。こっちのテーブルまで揺れるんだよ。
なんの話か知らんが、もっと恐くてキモい目に合わせてくれようか?
コーヒーを急いで流し込んで早々に喫茶店を出る。
外の方がよほど静かだ。少しカップルが微妙な速度で歩いて邪魔だがな。
歩いていくと喫煙所を発見。立ちっぱなしは嫌だが、さっきの喫茶店よりマシだろう。
ここで一服する。
そこへさっきとは別の大学生風の団体さん通り過ぎる。
「ギヘハハ、痛てぇなコノヤロぉ~がぁ!」バシッ!
「バガヘハハ!!そんなにやってねぇだろがぁ!」ゲシッ!
拳や蹴りが喫煙所に飛び交う。タバコの灰がなにもしなくても落ちる。
中国でテロってる皆さん、こいつらならやっちまって構わねぇぜ。
とにかく全然、休日って気がしないまま、買い物をして帰宅。
仕事より疲れた。
【参考サイト】
ブックオフ