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世界がもし100人の村だったら

森口博子を見るとZガンダムを思い出すおやじだ。
テレビでお涙頂戴モンの番組がやっていた。
コレ見てみんな涙するんだろな。
俺はひねくれている。
よくよく考えて見ると、どうもおかしかないか?。
たしかに喰う事も出来ないくらい貧しいのは悲惨だ。
かわいそうだ。
でも日本もちょっと前まで、当たり一面焼け野原だったハズ。
核を2発もくらっている。
でも、今の日本は豊かだ。
戦争でギリギリまで戦い抜いて、最後に核2発くらって敗戦国となって、戦勝国に大金支払い続ける日本。
ここまでズタズタにされたのに、見事なまでに豊かになったのはなぜか?。
やっぱり日本人は他の国の人と比べて、異常に勤勉だからだろう。
ハッキリいって蟻どころか、奴隷より働く。
世界広しといえど、無料で徹夜で働き続けるのは日本人だけだろう。
一方、貧しい国の人間はどうか?。
はっきり言ってしまえば、あまり働かないらしい。
電車は遅れて当たり前。停電も良くある。
接客は適当で、値下げ競争なんか絶対やらない。
強盗やスリがやたら多い。運転手やガイドの人間まで荷物を持ち逃げする。
日本人と知ると通常の100倍の値段を要求したり、「なんで日本人はあんなになってまで、働いているんだ?」と馬鹿にされている。
焼け野原から大げさ抜きで、死にもの狂い働いてた日本人の金が、番組ひとつで働かない人達に「援助」という形で送金される。
納得して良いモンだろうか?。
援助を受けた国にとっては「金持ちの国から余った金が送られた」程度にしか感じられていないのではなかろうか?。
そうなると、その国のエライさんが「そんな余った金なら俺達が使ってしまえ」って事になりそうだ。
助け合いの精神が大切なのは判る。しかしこれは日本人独特の考え方っぽいな。
「困ったときはお互い様」なんて言葉があるくらいだ。
俺がこの番組を見たときは、子供の為にお金がいるのに子供のいるせいで働けないといった感じの話だった。
誰かが一括して子供の面倒見て、手の空いた奴が働きに出れば良いんじゃねぇのか?
なぜ助け合わない?。支え合って役割分担すれば、なんとでもなるだろうが。
テレビを見る限り、自分は自分の子供しか見ない。おまえはおまえで自分の子供の面倒を見ながら働き口を探せって感じだった。
戦時中の日本は親戚の親戚の親戚が子供面倒を見たりしていたらしい。
また、「隣の長男も特攻隊に入った。ウチからも一人特攻隊に志願しないと不公平だ。」なんて考え方もあったようだ。
当時の日本を実際には知らないから「らしい」「ようだ」の連発になってしまったな。
なにか歯がゆい。
とにかく「子供がこんな環境で生きています。お金を送りましょう!」やら「なんてかわいそう国なんでしょう。お金を送りましょう!」やらの番組を見ると、妙な気分なる俺であった。
【参考サイト】
ゴールデンシアター特別企画 世界がもし100人の村だったら