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自分に合った仕事

テレビで某占いおばあちゃんが、なんとか星人の人は今年は好調だと言っていたのに、コレで好調なのかと愕然とするおやじだ。
少し前イチローや松井のバットを作っているバット職人のおやじが取材を受けていた。
バットを作る工程、わずかの誤差もゆるされぬ職人の技術の高さ、そして漫画に出てきそうなガンコおやじ。
取材女「○○さんはバット作りが大好きなんですね」
バットおやじ「…嫌いだね」
取材女「えっ!?」
バットおやじ「仕事でやっているんだ。つらいのに好きなワケがない」
取材女「いやしかし、日本一のバット職人さんがバットを作るのが嫌いというのは…」
バットおやじ「仕事は全部つらい。つらいに決まっている。最近の若い奴はその辺がわかっちゃいねぇ」
このバットおやじに、テレビ用のコメント等存在しない。
あんまりしゃべらないから、結局今の言葉ぐらいしか流すところがなかったようだ。
ややぶっきらぼうすぎるが、このバットおやじの言っている事にも一理ある。
自分のやりたい事や合っている仕事なんて、そうそう見つかるモンじゃないって事だ。
他にも某人間国宝がこんな事を言っていた
「私はこの仕事に向いていない。しかし気付くのに遅すぎた」
さすがに人間国宝クラスがこんな事言うと嫌味にしか聞こえないが、本心で言っているかもしれん。
つーか、俺もなにかひとつ道を極めて、こんな小洒落た嫌味を言ってみてぇな。ちくしょー。