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激混み病院

休日の昼間からブログ…おやじだ。
朝一に病院に向かって出発。
電車に乗り込みトボトボ到着。
病院は激混み。
なんだ、この人数は?。
中心部のハローワーク並じゃねぇか。
病人多すぎるだろ。
世の中、こんなに病人だらけだとは知らなかった。
すぐに受付に行かないで、しばらく放心。
気を取り直して、受付の行列に並ぶ。
ずっと前の人のやりとりを聞いていると、3時間近く待たなきゃならんようだ。
まわりを見ると、大半が高齢者。
年金暮らしの人っぽい人ばかりだ。
なぜ日曜なんだ?。
平日使ってくれよ。
俺もたしかに「もうすぐ死ぬ」ぐらいの大病ではないから人の事言えないか。
それにしても元気なお年寄りばかりだ。
何組か仲良しグループが輪になっている。
少なくても、今の俺より元気だ。
あぁ…きっと恵まれた人生を過ごしてきたんだな。
あのくらいの年齢といえば、丁度バブリーな生活を満喫した世代だ。
溢れかえった仕事は下請けにまわし、定時で終わり。
札束が紙切れのごとく世の中に出回り、会社の金で超高級ワインを浴びるように飲み、良い女とセックスしまくる。
新車や別宅をいくつもかかえ、お小遣い稼ぎに、ちょいと土地を転がせば何千万と金が入る。
妻や子の他に、愛人とその子供の生活費を払っても金は減らない。
有給と連休と使って海外をハシゴ。
同僚と「家族サービスは疲れるよ」と愚痴をこぼし合いながらゴルフ。
朝から晩まで笑顔、笑顔、笑顔。
もはや都市伝説だ。
今の日本では一部の官僚を除いて、夢物語。
そんな時代を生きた人達が、不況のど真ん中で働き続けている俺の診察を妨害する。
もちろん全部妄想だ。
本当の超VIPならお抱えの主治医がいるから、病院で3~5時間も順番待ちしていない。
もっともバブリー時代に、調子に乗って金を使い切ってしまったヤツは別だがな。
予約だけして帰った。
なんつーか、その場に居たくなかった。
少しでもバブリー時代を満喫した連中から離れたかった。
「過去最悪の就職難」「超氷河期」と言われていたときに、就職出来た俺は運が良い方かもしれん。
あの時、もう少し賢い選択をしていれば、今頃ブログ書いていないだろう。
職種に問題があったようだ。
いや、問題がある職種、業界だからこそ就職出来たかもしれん。
今更「たられば」言ってもなにも解決しねぇ。
…愚痴終わり。
はやく回復しやがれ、俺の体。