スポンサーリンク

紙相撲

いつから自分人称を「ワシ」にすれば良いかわからない、おやじだ。
用事があって昼から出かける。
アレコレしている内に夜。
たまには外で晩飯食おうかな。
人の少なそうな喫茶店に入る。
う…意外に込んでいる。
勘がハズレたな。
まぁ、まだ半分ぐらい席が空いている。
座る。
店長に相席するように言われる。
まぁ、いいや。
…まぁ、良くなかった。
正面に座る知らない金髪パーマ。
この金髪パーマの貧乏ゆすりがスゴかった。
コップの水がこぼれそうな勢い。
くそっ…注意するべきかどうか…。
めちゃくちゃ揺れている。
揺れているぞ、金髪パーマ。
落ち着け!。
なんで、そんなに激しい貧乏ゆすりをしているんだ。
その読んでいる「播磨灘」と、なにか関係あるのか?。
…ワザとやってんのか?。
相席の俺を追っ払うつもりなのか?!。
あぁ!メシ早く持ってきてくれ!。
イカン。
水がこぼれる。
水はメシ食い終わるときまで、ある程度残しておきたいがこのままじゃあ確実にこぼれる。
しょうがないから飲む。
結構な時間がたってからメシが来る。
全然混んでないのに、どうして相席なんだ。
半分空席じゃねぇか。
二度と来ないぞ、ここ。
あぁ~、揺れて皿が移動する。
食いづらいなぁ。
やっぱ、一言言うべきなんだろうか。
しかし、他人にいきなり貧乏ゆすりを注意するのはどうなのか?。
金髪パーマ、はやく読み終わってくれねぇかなぁ。
なぜそんなに揺れながら「播磨灘」読んでいるんだ。
2巻になにがあるんだ?。
揺れ…揺れる…。
はやく読み終われ!。
いや、貧乏ゆすり終わってくれ。
金髪パーマ「おばちゃん、カレー」
あぁ!もぅ!!。
早食いして、すぐ退席。
全然、外で食った意味がねぇ。
休日に気を使うのは嫌だ。
全然、休日になってねぇ。