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そして、動きはじめる

昔の事を書く、おやじだ。
藤間さん「今日…いっしょに?。」
俺「あ…うん。」
藤間さんが不安そうな顔をしている。
そんな顔しないでくれ。
何に対して不安なんだ。
別に俺は…。
ダメだ。
こんなんじゃダメな気がした。
何か違う気がする。
藤間さんが目をふせた。
今なら言いやすい。
言うなら今だ。
いずれ、話さなきゃいけない事だ。
話して終わるようなら、それまでの仲だったんだ。
終わるのは嫌だが…。
嫌だが…。
俺「実はさ…篠原さんの事をさ。」
藤間さん「…………うん。」
俺は上本先輩から篠原さんの事を聞いた。
その事を藤間さんに伝えた。