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這い上がるしかねぇ

電車の中で「底辺サウザー」という言葉がよぎる、おやじだ。
こんなに苦しいのなら…こんなに悲しいのなら…
愛など…愛などいらぬぅううううーーーー!!!。
昨日求人検索に明け暮れている内に寝ていた。
先に目覚まし時計をセットしていたおかげで助かった。
通常通りの激務。
帰宅して買ってきたパンをむさぼり喰う。
ンゴッ、ンゴッ、ンゴッ。
コンビニの某フランスパンは安いが腹が膨れる。
ちょっと味気ねぇな。
テレビをつける。
全チャンネルつまんなそうだからすぐ切る。
ネットに逃げ込む。
いや、逃げている場合じゃねぇ。
活用しねぇと。
今日こそは…今日こそはなんとかしねぇと!。
1月中旬の時点で「今の内に申し込みまくって、2月に面接しまくりだ」と息巻いていたが、結果は総スカン。
もう2月になる。
これをたった12回くり返せば1年がたつ。
やべぇ!。
軽くはない。重くやばい。
諦めなくても、時間がくれば試合終了ですよ。
んな事はわかっている。
クソッ、どいつもこいつも順調な人生送りやがって!。
俺だってもう少し早く生まれていたら、バブルウハウハ人生だったんだぞ。
もう少し遅く生まれていたら、小子化で仕事選び放題だったんだぞ。
んがぁあああぁあーーーー!!。
「たられば」言ってもラチが開かねぇ。
今の俺の立場から這い上がるしかねぇんだ。
這い上がらなきゃ十数年後にはホームレスだ。
どんな状況だろうが、這い上がるしかねぇ。