スポンサーリンク

哀・戦士

給料袋薄いよ!なにやってんのぉ!おやじだ。
やっと…やっと休日。
やらなきゃならん事が山程ある。
だが、朝に起きられるワケもなく…昼起床。
早く用事を済ませて帰ろう。
夜になると街中おピンクムード全開になる。
「三倍過労拳んんんーーーー!!」
…と心の中で叫びながら、次々と用事をこなす。
ギャン!ギャン!ギャギャン!
すばやいワーク!すばやいワーク!
それでも間に合わず、午後5時頃になる。
奴らは現れる。
クネクネと現れる。
完全に街は奴らの物になる。
独り者は完全に場違いだ。
し…しまったぁ!!。
交差点の向こう側にスタンバっているカップルの群れ。
わぁああ、来るなぁ、来るなぁああ!!。
信号が青に変わる。
くっそぉ!。
ま…負けるモンかぁあああーーーー!。
俺はキリスト教徒じゃねぇ!
俺はキリスト教徒じゃねぇ!
なんとかイブなんて関係ねぇええええーーーー!!。
視界にカップルを入れずに通過するんだ。
ギャン!ギャン!ギャギャン!
すばやいワーク!すばやいワーク!
く…避けきれない。
どーしてもカップルが視界に入る。
数が…数が多すぎるんだ。
ムーンウォークなら視界に入らないかもしれない。
しかし、こんな所でそんな事やったら、完全になにかの糸が切れたっぽいぞ。
そーこー考えている内に、後ろからもカップルの群れが押し寄せる。
なに!?後ろだと!?。
ギ…ギギギ…ギギギギ…
四倍だぁあああーーーーーーーー!!!
…とかなんとか心の中で叫んだりしているが、回りから見れば、ただ交差点を歩いているだけ。
他にも色々行ったりしたんだが、交差点で思った事を書いているだけで長くなっちまった。
今日はこの辺にしておく。