石橋をさんざん叩いて渡らない、おやじだ。
みんな元気だな。
それとも元気なフリしているのか?。
お金の為だもんなぁ。
それにキツイ事をキツそうにやると、いかにも疲れそうだ。
気持ちだけでも明るい方向へ持って行っているんだろうか。
知人の中にも年がら年中元気なヤツがいる。
自分が落ち込んでいるときは、あまり会いたくないタイプだ。
なんつーか…そいつの元気さに嫉妬するというか、なんというか…。
この感覚をどう説明して良いかわからん。
(もうちょっと文才があればなぁ)
自分が落ち込んでいるときは、自分よりうまくいってないヤツに会うに限る。
「俺だけじゃないんだ」
「こいつの方ががんばっているじゃないか」
「俺もがんばらないと」
という聞きようによっては、性格が良いヤツに聞こえる言葉が頭に浮かぶ。
その感情と同じくらいの強さで
「こいつよりまだマシだな」
「良かった。俺よりヤバイ状況のヤツがいる」
「こいつに比べたら、俺マシだよなぁ」
という性格最悪な言葉も頭をよぎる。
いくら自分より最悪な状況の人間を見つけても、自分の位置は変わらない。
それはわかっている。
いくら自分より状況劣悪な人を見て、安心感が沸いたとしてもその場しのぎに過ぎない。
自分の位置は変わらない。
むしろ後ろを見ている間に、前との差が開いていたりする。
最前線の人間は後ろなんか見ているヒマないからだ。
何度振り返っても…自分の位置は変わらない。
なんとかしないと…。
後ろばかりに目が行く、最悪人間に仲間入りしちまう。
もっと自分の前を見れる人間にならんと…転んでばっかりになっちまう。