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コンビニが閉店セール

ちょっと体調、回復したか?おやじだ。
それにしても、年間で完全な健康体でいる日数が減ってきているなぁ…。
近所のコンビニが全品半額セールをやっていた。
今日で店をしめるようだ。
もちろん買いまくった。
たわいのない会話で、笑っているバイトの女の子。
その横でヤケクソ気味に在庫を片っ端から、並べていくおっさん。
たぶん、このおっさんが閉店するコンビニの店長なんだろうな。
チラチラおっさんの顔を見るバイトの女の子。
おっさんとの距離が開くと、たわいのない会話に戻る。
全品半額なのに、このコンビニにはほとんど人がいない。
俺を含めて5人ぐらいか?。
とにかく場所が不便すぎる。
めったに車が通らない細い道路沿い。
駅と駅とのちょうど中間の上に、線路から結構離れている。
住宅街からも中途半端な距離。
自転車で行くには遠すぎる。
車で行く程の距離でもない。
店長らしきおっさんが、空になった商品置き場を運んでいる。
動作はヤケクソ気味だが、顔は無表情。
なんの感情も見てとれない。
きっと、見た通りなにも考えていないんだろうな。
無心…無の境地ってヤツだ。
このおっさん、借金どれぐらいあるんだろう…と思いつつ「明日は我が身」という言葉が浮かぶ。
世間と同じぐらい寒い夜だなぁ、おい。