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俺のクリスマス

M-1グランプリ待ちのおやじだ。
~イブ、スタート(昨日)~
朝、職場に到着したら、すでにみんな激務に追われていた。
今年の内にやらなきゃならん仕事が山のようにあって、みんな「自主的」に早出出勤したようだ。
表面上は「自主的」という事になっているようなんで、そういう事にしておく。
残業手当、休日出勤手当が出ないんだから、早出出勤手当等つくわけがない。
刑務所の罪人の方が、よっぽど楽な生活をしているだろうな…と思ったが口にするワケにもイカン。
殺伐とした空気の中で、今年の内にやらなきゃならん仕事に追われまくる。
もうそろそろ終電の時間。
…終わらない。
むしろ朝より仕事が増えている。
前から予想していた通り、日曜も出ないと終わらない。
ここまできたら、やるしかない
俺は終電を諦めて、仕事を再開した。
他の人が最初からそのつもりだったのには驚いた。
おまえらマゾだろ?。
~ここからクリスマス(今日)~
朝帰りのカップル達が徘徊する時間帯。
俺の激務もいよいよ最初のピークを迎えようとしていた。
こんなスケジュールを組んだ奴は絶対無能だ。
もしくはクリスマスイブ、一人じゃさみしいから道連れを作りたかったんだ。
そう思わざる得ないような、悪意に満ちた仕事の量だ。
社長サドだろ?。
さすがに同じ職場の連中の表情も青くなってきている。
「青い」を通り越して「赤紫」の人も出てきた。
俺は自分に言い聞かせた。
これは罰だ。
面接にポンポン落ちまくった自分への罰だ。
次の面接、絶対受かってやるぅうぅううーーーー!!。
~ここから家(今)~
帰宅して3時間程寝てスッキリ。
もう大丈夫。(なにがだ?)
…正直バックレたいが、完全無職になるのが怖い。
朝起きてやる事がなにもない、あの虚無感はもう味わいたくない。
明日もあさってもずーっと、やる事がなに一つないあの絶望的な想いはもう嫌だ。
なんとしても新天地を見つける。
俺ポジティブだろ?。(泣)