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底辺生活を実感した木曜日

日付詐称して木曜日の事を書く、おやじだ。
書こうかな…ちょっと思い出すの恐いな。
木曜の深夜、なんとか激務から帰宅。
この調子じゃあ高齢者になるのも難しくなってきた。
フラフラしやがる。
晩飯…といってもコンビニ弁当。
コンビニ弁当を開封してテレビをつける。
パソコンの電源も入れる。
もうすぐ金曜になるからだ。
日付けが変わる前に日記でも書こうと思っていた。
タバコに火をつけてテレビを眺める。
ありゃ?。
テレビが床に変わっている。
俺は座っていたハズだ。
それが横になっている。
体が動かない。
金縛りか?。俺は霊感ゼロだ。
でもやっぱり体が動かない。
テレビはなにか天気予報が流れている。
耳はハッキリしてきた。
でも事態を把握出来ない。
あ…!タバコは…!?
視界にある。
灰皿ごと床にぶちまけられている。
火はついていない。
少しホッとする。
数分してゆっくりではあるが、起きる事が出来た。
部屋を見わたす。
時計は朝の4時を過ぎた頃だ。
机にあったハズの晩飯まで床に落ちている。
俺が座っていた椅子はそのままだ。
状況が徐々にわかってきた。
ようするに気絶してしまったんだな、これは。
手をタバコを持ったままテレビを眺め、その状態で椅子から横に倒れたようだ。
とりあえずタバコの灰とコンビニ弁当でグチャグチャになった床を拭く。
腹は減っていたが、灰まみれのおかずは食べる事は出来なかった。
昨日、朝飯用に買っていたフランスパンを、予定通り食う。
そうこうしている内に会社に向かう時間になった。
こんな事、誰にも言えねぇ。
会社に言ったら「疲れてる?じゃあ明日から来なくていいよ」で終わる。
別に悲観しているワケじゃない。
ただの現実だ。
底辺ってのはこういうモンだ。