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罵倒する営業と気を使う同僚

更新また遅れちまった、おやじだ。
俺より一回り若い営業が、俺の月給の何ヶ月分もする腕時計を光らせながら、指示や罵倒を出している。
他社の営業「おいおい!!そこのトロくさいボンクラ※△×△□ーーー!!!」
他社の営業「そこ!誰が休んでいいつったよ!殴られてぇのか?!」
他社の営業「おっ?やんのか?俺は客だぞ、こらぁ!」
なんていうか…なぜこんなチンピラと仕事しないといけないのか…。
本物のあっち方面の人は結構ルールを守る人がいるようだが、企業の看板背負って下請けを圧迫する営業は、本当にたちが悪い。
俺もターゲットにされるときがある。
なんつーか理不尽。
帰り道で同僚に聞かれる。
同僚「Oさん(←俺の事)いいかげんキレても良いんじゃないッスか?」
俺「ん~、怒ると体力使うからなぁ~」
同僚「えぇ!?、今日のは聞いてる俺がハラ立ったスよ!。」
俺「あぁ…なんかそう言ってくれると助かるよ。ありがとな。」
同僚「違うっすよ!。マジでアレはおかしいッスよ!!」
この同僚、若いのに立派すぎる。
自分だって十二分につらいだろうに、俺に気を使っている。
こんなときにまで、まわりに気を使える優秀な人間が底辺にいちゃいけない。
同僚「俺…Oさんがいなきゃ、とっくに辞めているッスよ…」
ウソでもいい。営業トークでもかまわない。
そう思わせるぐらい、疲れた心にグッとくる。
つーか、こいつは何者だ??。