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前方の白い悪魔

た…ただいまぁ~、おやじだ。
生き地獄から脱出。
帰りの電車に転がり込むように乗る。
もう一歩も動けん。
深く座ってしばらく天を仰ぐ。
「はぁ…」
ため息ついてから、声に出してしまっている事に気づく。
わっ…疲れてんな、こりゃ。
正面を見るとお疲れ気味のOLお姉さん。
コクコクと寝ている。
なんだその短すぎるスカートは!!。
気まずい…。
非常に気まずい。
俺の座り方は大丈夫だろうか?。
パンツを見ようとしているような、深座りになってないだろうか?。
そんな俺の不安をよそに寝まくるOLお姉さん。
あ…あぁ!
足が!足が開いていく!!。
び…微妙な攻撃だ。
ワザとやってんだろうか?。
それともプレイの一環か?。
どこかで彼氏がカメラで撮っているのか?。
そう思えるぐらい短い。
ここはクールにならないとイカン。
あれは水着だ!。
スカートの下は水着と同じ面積だ。
見えたからって、白い水着があるだけだ。
しかし、意識すればする程、視線が正面の三角ゾーンに行っちまう。
OLお姉さん目覚める。
か…かわいいじゃねぇか!。
OLお姉さん、あわてて駅を降りる。
か…かわいいじゃねぇか!。
OLお姉さんがどんなにかわいかろうが、俺にはなんの得にもならんか。
…白色は健康的なイメージがあって俺は好きだ。