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使う者と使われる者

なんでもないような事がぁ~、幸せだったと思うぅ~、おやじだ。
もう朝から体力温存モード。
無駄な事はいっさいせず、ひたすら仕事をこなしていく。
こうやって、少しずつ少しずつ体力を蓄えておく。
終電はまだまだ先だからな。
いきなり雑用を頼まれる。
昼休みがパァ。
少しずつ少しずつ蓄えていた体力を一気に消費する。
午前中の全ての努力が無駄。
体力温存なんて底辺企業では不可能だ。
雑用を終えて会社に帰ってくると、俺に雑用を頼んだ本人は飛び込み営業の姉ちゃんと長々と談笑してやがる。
はっ倒すぞ、このやろう。
いつも通り夕方ヘロヘロ。
終電まで、あと5時間。
逃げたい。
物凄く逃げたい。
しかし今日中にやらなきゃならん事がてんこ盛りだ。
昼に俺に雑用を頼んだ野郎は、また別の飛び込み営業の姉ちゃんと長々と談笑してやがる。
蹴り倒すぞ、クソやろう。
10時過ぎ帰宅。
放心。
こんな毎日をずっと続けて来たのか…。
いったい、何のためにガンバッてんだ?。
自分で自分がわからない。