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奇声ラッシュ

目が死んでいる、おやじだ。
火曜日の深夜、逃げるよーに帰宅。
他の人は徹夜だ。
徹夜しても一円にもならんのになぁ…。
会社を出て駅に向かう。
トボトボとその日最後の電車に乗る。
電車の中で遠くに行きたくなる。
酔っぱらった大学生がウザイ。
忘年会か?。
それとも合コンか?。
どっちにしてもウザイ。
酒臭い。
一人が「キィーーーーーーーッ!!」とか叫んでいる。
それを聞いて他の酔っぱらい大学生爆笑。
耳が痛い。
幼稚園児か、おめーらは。
終電の電車で叫んでんじゃねぇーよ。
「キィーーーーーーーッ!!」
「キィーーーーーーーッ!!」
「キィーーーーーーーッ!!」
どうやら気に入ったようだ。
叫び続けてやがる。
好きにしろ。
俺は疲れてんだ。
電車を降りる。
突然、駅の後ろの方で響き渡る「キィーーーーーーーッ!!」
おまえら、この辺に住んでんのか。
最悪。
駅で時間を確認するとすでに水曜日だった。