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猿電車

今日も深夜にパソコン起動、おやじだ
色々やって晩飯を食い終わると午前2時を過ぎている。
日記を書くより寝よう。
そのまま爆睡。
……………………………。
そのまま爆睡したハズなのに、目覚ましが鳴る。
無意識にセットしていたか。
忘れちまえば良かったのに。
さっき食べたばかりな気がするが朝飯を食う。
アレコレやって出発。
会社に到着。
全員昨日からずっとフル稼働中。
睡眠をとっていないとは思えない俊敏さで働いている。
「えぇ~い、底辺のベテランはバケモノか!!」
驚愕しながら「おはようございます」を言う。
声にならない悲鳴を上げながら激務スタート。
気の遠くなるよーな労働。
心臓をキュ~ッとさせる罵倒。
頭痛にさせる予定変更。
終電間近。
みんな帰る気配がない。
よく我慢出来るな。
サービス残業なのに。
俺は無理だ。
正直にその事を伝えて帰らせてもらう。
ギリギリ終電に間に合う。
体を投げるよーに、イスに座る。
ほとんど首だけに体重をかけているよーな姿勢で座る。
目を閉じて心を落ち着かせる。
「ふぅ…」
こーゆーとき、難しい事を考えちゃいけない。
俺は何のためにとか、どーして俺だけとか…。
ロクな結論が出ない。
ただ心を静かに持っていく。
次の駅で人が入ってくる気配がする。
団体さんのよーだ。
「キィーーーーーーーッ!!」
ぬぅおぉおおぉおおおーーーー!!!。
またお前らか!!。
二日連続終電まで飲んでんじゃねぇーよ!。
不快な奇声、気に入ってんじゃねぇーよ!!。
ちくしょぉおぉおぉおおーーーーー!!!!。
この大学生達。
数年後には俺の数倍の年収で働いているんだろうな。
あーあ…。