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パバタン!!パバタン!!パバタン!!

ネットをやりまくる、おやじだ。
今回の日曜も午前中に起床出来た。
ちょっとパソコン使って遊ぶ。
昼飯の食っているとき、知らない内に歯に大きな穴が開いているのに気付く。
今は痛くないが、物が詰まってうっとうしい。
もうしばらくしたら、痛くなるような気がする深さの穴だ。
歯医者に行こう。
昼時で小雨が降っている。
たぶん空いているだろう。
超激混。
ヤンキーっぽい兄ちゃんが一人。
現場風おっさんが一人。
夫婦、二人子供付き。
雑誌を読みあさる主婦一人。
OL系姉ちゃん一人。
不安そうにお互いを慰め合う少年二人。
床に大の字になって寝ている子供一人。
歯医者の出入口をひたすら開閉を続ける子供一人。
歯医者に到着するなり、この歯医者の出入口をひたすら開閉を続ける子供が凄く邪魔。
親はなにやってんだ。治療中か?。
俺が出入口付近にいくと、バッと逃げる子供。
中をのぞくと座る所がない。
子供床に寝てるし。
後ろでパタッ、バタン!パタッ、バタン!とふたたび出入口の開閉音。
パタッ、バタン!パタッ、バタン!パタッ、バタン!。
あきらかにイラついている、ヤンキーっぽい兄ちゃん。
だめだ、日が悪い。
予約だけして帰る事にする。
床に寝ている子供をまたいで出入口に向かう。
パバタン!!パバタン!!パバタン!!パバタン!!。
開閉早!!。
とてつもなくスピードアップしてやがる。
なにがやりたいんだ、この子供。
大人が近づいてんだから、出入口の開閉を中断しろよ。
パバタン!!パバタン!!パバタン!!パバタン!!。
パバタン!!パバタン!!パバタン!!パバタン!!。
このガキ…!!。
俺が通りたいのが判っていて、ワザとやってやがる。
楽しそうな目でチラチラ、俺の表情を確認するな!!。
ヤンキーっぽい兄ちゃん「あぁ~~~~あぁ~」
シーーーーン。
出入口の開閉が止まる。
というか子供がいない。
超高速で逃げやがった。
ハッハッハッ!根性なしめ!。
俺はヤンキーっぽい兄ちゃんのご機嫌を損ねないように、まったくの無音で出入口を開閉して歯医者を後にした。