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薄着の季節

ストッパー毒島が見つからないおやじだ。
凄く安くエロビデオ(表の方)を売っている所を見つけたので買いに行く。
さっそくビデオ屋の最寄り駅を降りる。
そして目のやり場に困る。
困りながらもなんつーか、この時期に生まれて良かったというべきか…。
スカートが凄まじく短い上に、ノンスリーブの若い女性がウロウロしている。
しかもヘソが出ている。
ヘタな水着より面積が狭いぞ、コレ。
どうしても目が肌色の所に行ってしまう。
近頃の女性は凝視(今の言い方だとガン見だっけか?)は嫌なようだ。
無理言うな。
背中、太股、パンツの上の部分を出している、若い女が前を歩いてんだからよ。
せめて上になにか羽織れよ。
おやじは困惑するばかりだ。
通りすがりにチラッと男共の気を引くのが快感なのかもしれんな。
気持ちは判らんでも無いが、やはり目のやり場に困る。
露出度が上がるのは大歓迎なんだが、ヘタに見ると嫌がるだろ。
そこまで出してんなら、ちょっとだけ見ても怒らないでほしい。
見ちまうんだよ。生理現象だ。ゆるしてくれぃ。
鼻の下をのばしながらエロビデオ屋に到着。
世の中すっかりDVDだ。
そのせいもあっての大特価かもしれんな。
とにかく店内を物色。
人が多い。日曜の昼間にエロビデオ屋なんかに来てんじゃねぇよ。
寂しい奴らだなぁ~と思い、その言葉がそのまま自分の胸に突き刺さる。
痛い痛い。色々痛い。
胸を押さえながら、店内でツボをつくようなエロビデオをじ~っくり捜す。
他のエロビデオorエロDVD屋にも寄っては、またじ~っくり捜す。
結構ジャストミートなモンがあったので満足して帰る。
外出してエロビデオだけ買って帰るのは、人間的にナニかを失いそうなので服屋等も見てまわる。
この時点で財布のヒモがムチャクチャ固くなる。
この間見つけた、安くてゆっくり出来る茶店で一息。
至福のコーヒータイム。
いやぁ、今日はひさびさに休日らしい休日だった。
さてエロビデオを見よう。