とりあえず頭に浮かんだ単語をひたすら打ち込む、おやじだ。
水曜日。
正直ここまで気持ちが追い込まれるとは思っていなかった。
「人間来るときが来れば、自然に状況が変わる」
「流れにまかせるのが、一番無理がない」
…と心の中で思っていた。
出来るだけ行動に出るようにしてきたが、心のどこかにそういう考えがあった。
こんな考え方は余裕のある若い内だけだと実感した。
1ヶ月過ぎるごとに増していく不安。
年齢であきらかに難色を示す人事。
今まで何やっていたの？という見下したような目線。
俺だって俺なりにガンバッてきたつもりだったんだケドなぁ。
俺より一世代上の人間にとって、俺は甘甘の即辞め人間しか見えないんだろう。
「ウチに来ても、どーせすぐ根を上げて辞めるだろうな」
そんな風に見られているように感じる。
事実、一円にもならない徹夜や終電が長く続くと、泣き言を言いたくなってくる。
知人に愚痴をこぼすだけでは、全然足らない。
なんとなくはじめたブログも、いつの間にか愚痴まみれ。
…もはや、それもあまり効果がなくなってきた。
なに書き続けても、ずっとループだよな。
そう思うと急に日記が書けなくなった。
パソコンの電源は入れたが、この日は日記を書かなかった。
………書けなかった。