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交換条件

帰ってきたぞぉ~、帰ってきたぞぉ~、おやじだ。
「待遇を改善してほしいなら日曜も(早朝から終電まで)働け」
いきなり、突きつけられた交換条件。
日本の法律も底辺までは届かないようだ。
俺は知っている。
休日0にしても待遇は一般以下であるという事を。
もし最初の面接の段階でウソをつかれなければ、やっていたかもしれん。
だが、この底辺企業はいきなり俺を騙した。
ハッキリいって交換条件を出されても信用出来ない。
またウソかもしれないからだ。
俺は気が小さい。
常に最悪の事態を想像する。
交換条件を飲んで、命削って体壊したあげく「ウソよねぇ~ん」じゃシャレにならない。
仮に待遇が改善したとして、いつまた変更されるか判ったモンじゃない。
試用期間が過ぎて「ウソだったのか!!」と気づいて次の日からバックレた人は、俺が知っているだけでも相当な人数だ。
俺だけ「次が見つかるまで」と思い残った。
体力的にも年齢的にも金銭的にも、潮時はとっくの昔に過ぎている。
だから…どこか採用してくれ…してください。
いや、ほんと、マジでマジで。